【10/11開催】まちづくりは、文化づくり

  • 09/11/2023
  • 10/10/2023
  • Events

ENJOY KYOTO COMMUNITYについて

観光や文化にまつわる事業者らが集い、京都の未来の在りかたについて議論を交わすENJOY KYOTO COMMUNITY。伝統文化の保全と情報発信、地域経済の振興、暮らしと観光の共存など、京都のインバウンド観光を取り巻くさまざまな課題やトピックについて、異業種交流、情報共有を通じて、深く、それでいてカジュアルな議論を重ねる場としていきたいと考えています。

前回、正伝永源院で開催された第一回目においては、観光行政に関わる職員の方から、国内外に伝統文化を発信する企業、おもに高級外車を扱う販売ディーラーや、さらには京都外国語大学、京都芸術大学の大学生まで、幅広い層の方々が参加。イベント後の名刺交換や交流を通じていくつかのコラボレーションがすでに実現しています。

第二回イベントについて

さて、第二回目となる今回の会場は、明治以降の京都を象徴する建築物である京都文化博物館・別館ホール。京都文化博物館35周年事業との連携企画として「まちづくりは、文化づくり。〜文化財の保全・活用とまちの魅力発信における博物館の役割〜 」をテーマに、京都文化博物館の学芸員である村野正景氏、京の三条まちづくり協議会事務局長・西村祐一氏をゲストに迎え、「京都の近代建築の文化的価値」や「後世に残したい まちなみ と文化」、また「法改正に伴って拡大する博物館の役割」や「京の三条まちづくり協議会 が果たす交流拠点としてのストリート」などについて議論します。

またトーク終了後は第二部として、NPO法人京都景観フォーラム理事である篁正康氏のガイドのもと、三条通をぶらりと散歩しながら、京都のまち の魅力を再発見するミニツアーも開催。トークで語られた三条通の魅力と課題を、実際に歩きながら体感していただきます。

※なお、第二部の参加者につきましては、第一部と第二部のあいだに行います前田珈琲文博店(旧日本銀行京都支店金庫室を改装)でのランチタイム交流会にもご参加いただけます。

【イベント概要】

【午前10時〜】   〜第一部「トークイベントの部」〜 (90分、定員50名)

<トークテーマ>
●文明開花を象徴するレトロな建築そのものが文化遺産
●美術展や映画祭、資料保管を通じて文化保存としての機能
●文化イベントを通じた地元の人と外国人を含む観光客の交流の場
●「京の三条まちづくり協議会」の人との協働
●未来に残したい京都の景観やまちのあり方についての提言
<質疑応答および参加者同士の意見交換(名刺交換の時間も予定しています)>

【11:30】  第一部終了

【11:45~】 ランチ交流会 

at 前田珈琲文博店
参加者10名 +村野正景氏、西村祐一氏、篁正康氏 + 三宅夏愛、松島直哉、徳毛伸矢

【13:00~】 第二部「まち歩きイベントの部」 (~60分、定員10名)

まちづくり協議会の皆さんと歩いて見つける「三条通の魅力」
普段何気なく歩いているだけでは気付かない、まちの歴史と人との関わりを見て歩いていきます。

【14:00】 第二部終了

参加費および参加方法

A)第一部「トークイベントの部」のみ参加
1,200円(税込)
予約はこちらへ <トークイベント予約ページ

B)第一部「トークイベントの部」+ランチ交流会&第二部「まち歩きイベントの部」参加の場合
3,600円(税込)
予約はこちらへ <トーク+ランチ&まち歩き予約ページ

<登壇者&案内人プロフィール>

村野正景(むらの まさかげ)
京都府京都文化博物館 学芸員
中米エルサルバドル共和国文化庁考古課(青年海外協力隊)、九州大学助教等を経て現職。
博物館では考古・歴史を専門として各種展覧会等の企画・運営にあたるほか、地域連携の担当として、まちづくりと博物館の連携事業を担う。

「辰野金吾没後100年 文博界隈の近代建築と地域事業」「大名茶人 織田有楽斎」「知の大冒険-東洋文庫 名品の煌めき-」等を担当。

公立小松大学次世代考古学研究センター特任准教授。

西村祐一(にしむら ゆういち)
西村吉象堂 店主
京の三条まちづくり協議会事務局長

1965年、京都市生まれ
横浜そごう勤務を経て、実家の家業である漆器美術工芸品の製造販売店、西村吉象堂へ勤める。帰京後、京都市の後継者育成制度を利用し、現在の京都市産業技術研究所にて漆器のことを塗りから蒔絵まで学ぶ。西村吉象堂は来年、2024年に創業100周年を迎える。
2012年に京の三条まちづくり協議会事務局長に就任し、現在に至る。
京都漆器工芸協同組合専務理事。

篁 正康(たかむら まさみち)
一級建築士/A・RU・KU主宰
1970年奈良県生まれ。京都工芸繊維大学卒業。学生時代より京都在住。

設計事務所や学校勤務を経て独立。国際協力NGOとの関わりからまちづくりに興味を持ち、京都市内の様々な地域で、専門家として地域主体のまちづくりのお手伝いをしている。
(一社)京都府建築士会理事・まちづくり委員。NPO法人京都景観フォーラム理事。

三宅 夏愛(みやけ かあい)
Enjoy Kyoto Communityイベント企画担当、インフルエンサー。

海外向けのWebサイト制作やコンテンツ制作を行う株式会社デイアライブにてマーケター、セールス担当として勤務する傍ら、日本文化を英語で紹介するショート動画を制作するクリエイターとしても活動。総フォロワー数は12万人を超える。

Enjoy Kyoto Community事業ではイベントの企画や司会進行などを務める。

松島直哉(まつしま なおや)

コピーライター/編集者/プランナー
1971年、京都市生まれ。大阪の広告制作会社でコピーライターとして15年勤務。新聞広告やポスターのキャッチコピーからネーミング、ラジオCM、企業や大学の広報誌でのインタビュー・原稿執筆など、幅広いジャンルにわたるプランニング・ライティングを担当する。
2012年より独立、フリーランスのライターとして関西を中心に活動中。また京都の外国人観光客向けの英字フリーペーパー「ENJOY KYOTO」のエディターおよびライターでもある。

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