【6/15開催】観光を哲学する ~寺宝と文化財の継承と観光が果たす役割~

  • 04/20/2023
  • 05/31/2023
  • Events

ENJOY KYOTO Communityについて

観光にまつわる事業者らが集い、京都の未来の在りかたについて議論を交わすENJOY KYOTO Community。

伝統文化の保全と情報発信、地域経済の振興、暮らしと観光の共存など、京都のインバウンド観光を取り巻くさまざまな課題やトピックについて、異業種交流、情報共有を通じて、深く、それでいてカジュアルな議論を重ねる場としていきたいと考えています。


京都に住む人はもちろん、京都で働くすべての人が、もはやインバウンド観光の当事者ではないということはできない時代。あなたならではの視点で、京都の未来を考え、コミットするひとつのきっかけにしてほしい。

イベント概要

日時  2023年6月15日(木) 午前9時から10時30分
会場  〒605-0811 京都府京都市東山区小松町586 建仁寺正伝永源院
料金  1,000円(税別)
定員  15名程度

予約はこちらから

イベントをもっと楽しむために!建仁寺正伝永源院および有楽斎については
(前編)大名茶人・織田有楽斎に学ぶ しいがる、という生き方 および
(後編)大名茶人・織田有楽斎に学ぶ しいがる、という生き方 をご覧ください。

イベントスケジュール

9:00〜 はじめに(ご挨拶と趣旨説明) 
9:10〜 心を整える座禅(10分) 
9:25〜 パネルディスカッション 【寺宝と文化財の継承と観光が果たす役割】
建仁寺 正伝永源院住職 × ENJOY KYOTOライター × 在日アメリカ人Webディレクター

10:10〜 参加者の皆様との意見交換、質疑応答
10:30  終了

建仁寺正伝永源院について

記念すべき第一回目の舞台は、建仁寺・正伝永源院。
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕え、織田有楽斎の菩提寺であり、同時に細川家の菩提寺でもあるこの寺院は、明治の廃仏毀釈の折、多くの寺宝が流出しました。しかし近年、少しずつ寺宝の返還が実現。また武家茶道「有楽流」を継承し、次代へ文化を伝える役割を担っているお寺でもあります。それゆえ今回の記念すべき最初のイベントで、伝統文化の保全と経済発展との両立、観光の復活と地域生活との両立について、考えるのにふさわしい場所だと考えています。

イベント当日はトークの前に、有楽斎没後400年を迎えた昨年、正伝永源院第24代住職に就任した真神啓仁さんによる坐禅も開催。初夏の朝の澄んだ空気のなか静かに座り、美しいお庭を眺めながら、日本の伝統文化を守り、次代へ受け継ぐためのヒントを考えます。

登壇者について

真神啓仁
建仁寺塔頭 正伝永源院 住職

1976年、京都市生まれ。花園大学卒業後、臨済宗 建仁寺派専門道場にて修行。建仁寺派高台寺の執事等を経て、2017年より建仁寺派法務部長に就任。さらに2022年には正伝永源院住職および武家茶道「有楽流」の家元を継承。「織田有楽斎 四百年遠忌」実行委員会委員長として、京都、東京で開催される特別展にも尽力している。

松島直哉

コピーライター/編集者/プランナー
1971年、京都市生まれ。大阪の広告制作会社でコピーライターとして15年勤務。新聞広告やポスターのキャッチコピーからネーミング、ラジオCM、企業や大学の広報誌でのインタビュー・原稿執筆など、幅広いジャンルにわたるプランニング・ライティングを担当する。
2012年より独立、フリーランスのライターとして関西を中心に活動中。また京都の外国人観光客向けの英字フリーペーパー「ENJOY KYOTO」のエディターおよびライターでもある。

スミス・アビゲール

アメリカ カリフォルニア州出身。
観光分野での多言語Webサイトディレクションを多く手掛ける。サイト掲載記事の翻訳、取材、ライティングもこなし、海外の視点をもとに日本の魅力を広く海外へ発信している。

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